この作品は、『さたびー』様のHPにある『りばーしぶるハート』を題材にした物語です。
日常の一コマとしてお楽しみくださいませ m(_ _)m
『外食に行こう♪』
作:スパイクさん
第九話〜外食大戦4=ホイせよ乙女=〜
―前回までのあらすじ―
え?最近あらすじが適当になっているって?そんなこと言われても、こっちはこっちで忙しいんだよ〜
誰かこの冒頭の部分を交代してくれる人はいないかな〜
??「全く、なにを考えているのやら……」
(筆:あれ?お前は……)
?「前回、僕達は出てきていなかったからね。どうせ他の皆が挨拶にきたのならって思って来たのさ」
??「そういうこと」
(筆:今回はおとなしい人が多いな)
??「多分、読んでいる人も今回は誰が誰だかわかっていないと思うぞ」
(筆:普通はそう言うものなんだよ)
??「ま、とにかくいよいよ最終話なんだろ?」
(筆:……)
?「ん?どうしたの筆者さん」
(筆:…………スミマセン)
??「あ!筆者が逃げた!」
??「ちょっと待ちたまえ……置手紙がある……まさかとは思うが……」
ガサゴソ
――前略……申し訳ありませんが、後一話続けさせてください(泣)
一同「……」
??「た、タイトルコールしたら作戦会議だね」
?「そうだね……それじゃあ、皆さんいきましょうか」
一同「りばーしぶるハート外伝『夕食に行こう 第九話〜外食大戦4=ホイせよ乙女=〜』の本編を」
?「はじめますね♪」
〜『桜大戦屋』客席〜
最初は金縛り状態だった他の客達であったが、彼女達の勇気(天然?)に感化されたのか、次々と正気に戻っていった。そんな光景を見ていた男達のリーダーは確信した。
(間違いない……この雰囲気は『帝國過激団』のメンバーだ!そうと解れば先手必勝!!)
リーダーは部下達に頷くと一斉に彼女達に飛び掛った。
「遂に見つけたぞ!帝激のメンバーよ!」
そう言って、治子やひろの達に銃を突きつける男達に、客達が全員驚いてしまった。だが、銃を突きつけられた本人達は、そのことに気が付いていなかった。
「祐香ちゃんのいじわる〜」
「なによ〜みさだってズルイじゃないの!」
「二人とも!いい加減にしなさい!」
「おい……」
「和希さん……天井が白いですね」
「そうね……ひろのちゃんも中々鋭い目をしているわね」
「おい!」
リーダーが話し掛けても誰一人として反応してくれなかった。そんな怒りに震えているリーダーの方を絵美が叩いてこう言った。
「諦めないで……頑張ればいつか結果に結びつきますよ……」
その言葉を最後に、リーダーの男は堪忍袋の緒が切れてしまった。そして、銃を天井に向け乱射しだした。
その行動には、流石の彼女達も驚いた。というよりも、彼女達は(絵美以外は)誰一人として男達が近づいて来たのを気付かなかったのである。
「な!なんですかあなた達は!」
間近に迫ってきていた男達を見て、治子は警戒した。ひろのや和希もそれに習ったが、美紗緒と祐香は未だに言い争っていた。
「ち、ちょっと祐香!美紗緒!そんな場合じゃないわよ!」
「「ほえ?」」
治子の怒声にようやく聞く耳を持ち始めた二人だったが、その先にいる男達をみて絶句した。
「だ、ダサい!悪趣味だ!」
「祐香ちゃん〜それは言いすぎだよ〜せめて「時代誤差がありますよ」って言った方が傷つかないよ〜」
……絶句していなかった。もっとも毎日の生活を一緒に送っているため、そんな事だろうと予想をしていた治子達だったが、男達にとっては屈辱以外の何者でもなかった。
「おのれ過激団!!ここまで侮辱するとは!!もう許さん!」
そう言って銃を彼女達に向けたその時だった。
「「「そこまでだ!」」」
声と同時にフロアの奥に存在した舞台にスポットライトが当たった。そして
「天が呼ぶ!悪をくじけと雄叫びを挙げ……『阿修羅=タチバナ』吹雪に身を委ねながら参上!」
「死んで花実が咲くものか……「真宮寺佐倉」桜吹雪に包まれて参上!」
「えっと……その……「大神一姫」です。参上しました」
「「とう!!」」
いきなり出現した三人のうち、二人は空中で回転をしながらムーンサルトを決めて治子達を庇う様に着地したが、一人だけはただ何もせずに舞台から歩いてきただけだった。
「一姫隊長!ちゃんと練習通りにやってくださいよ」
「そうですよ一姫さん!隊長がそんなんじゃ示しがつきませんよ」
「はぅ〜……だって、怖かったんだもの〜」
二人のダメ出しに半泣きになって反論する一姫。三人はしばらく揉めていたが、周りが自分達に注目していると気付いたので、ワザとらしく咳払いをして男達の方に向かって人差し指を指しだした。
「とにかく!一般人に暴力を止めるんだ!」
「そうです!その人たちは過激団のメンバーではありません!」
「何だとぉ!」
あれだけ派手な登場をし、なおかつ名前を名乗っていたのにリーダーは全く気が付いていなかったようだ。
「おのれ……偽者を仕込ませておくとは……やるな!帝激!こうなったら本気を出させてもらうぞ」
まだ何もしていないし騙してもいないのに筆者の都合なのだろうか?踏むべきステップを踏まずにいきなり男を本気にさせてしまった。
(筆:だって……ページの都合が……)
筆者が泣きながら弁明している間に、男達はみるみる巨大化して化け物へと変貌してしまった。
「「「「あれは……降魔!」」」」
帝激のメンバーと絵美が驚きの声を挙げた……って、絵美は何故驚いたんでしょうか?
「秘密です……」
(筆:またかい……まぁ、絵美ちゃんだったら別に問題ないか)
「そう言うことです……それより、良いんですか?男達は降魔になってしまいましたが、こちらは生身の人間しかいませんよ」
(筆:ん?大丈夫なのさ)
「まさか……○武が存在するんじゃ」
(筆:うんにゃ、光○とかじゃないよ)
「では一体?」
(筆:それは……アレを見てみなさい)
筆者が指さすと、そこには降魔と生身の体で戦っている帝激のメンバーだった。しかし、よく見ると彼等の真後ろに背後霊の様なものが浮かんでいた。
「筆者さん……あれって」
治子・和希・ひろのは呆れかえっていた。
(筆:そうさ!!アレこそ幽波紋!!オラオラで御馴染みのスタンドさ!)
「む〜……筆者さん、どうしてスタンドにしたの?」
「そうよ。みさの言うとおり、なんでスタンドなの?○武で良いじゃない」
(筆:いやさ、それだと捻りが無いだろ。だから、ちょっと手を加えてみたのさ)
「うわ……なんてSS作家なのかしら。風上にも置けない奴ね」
(筆:わ、それは酷いよ治子さん)
「大体、もっとマシなネタは無かったの?」
(筆:だって、ネタを探していたらジョジョの漫画が目に止まったんで……それでつい)
「「「はぁ〜……」」」
「で、どうするの?ここではご飯が食べられなくなったわよ」
ドカーン!!
「そうですね……仕方が無いから近場で済ましちゃいましょうか?」
チュドーン!!
「「ええ〜!!折角ここまで来たのに〜」」
どかどかどかどか!!
「仕方ないですよ相沢先輩、折原先輩」
無駄無駄無駄無駄無駄〜!!
「それに……早めに退散しないと巻き添えを食らいますよ」
ティルト・ウエルト!!
「じゃ、帰りましょうか♪」
ギャラクティカファントムーーーーー!!
「「「「「賛成〜♪」」」」」
と、話し合いの結果店を出ようとしたその時であった。降魔の一体が彼女達に襲い掛かってきたのである。
「しぎゃ〜!」
「きゃあ!」
転んでしまい逃げ遅れたひろのに降魔が襲い掛かろうとしたが、あと数cmという所で降魔の爪が空を斬った。思わず目を閉じていたひろのは、誰かに抱きかかえられていた。その抱きかかえていた人物とは、なんと部活のみんなと食事を取りに行くと言っていた麻咲であった。
「麻咲さん!」
「ひろのちゃん、ただいま♪」
呑気に挨拶をしている間に、降魔が今度こそはと狙いを定めて迫ってきた。しかし、その行く手を阻むものがいた。
それは……
よし!次で最後だ!
あとがき
ラストです!いよいよ次回でラストです!今回はそれだけです!
では……次回をお楽しみに〜
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管理人のコメント
物語始まって以来の大ピンチ!と言いたいところですが…
「祐香ちゃんのいじわる〜」
「なによ〜みさだってズルイじゃないの!」
「二人とも!いい加減にしなさい!」
「和希さん……天井が白いですね」
「そうね……ひろのちゃんも中々鋭い目をしているわね」
「諦めないで……頑張ればいつか結果に結びつきますよ……」
この緊迫感の無さ…素敵です。
>「天が呼ぶ!悪をくじけと雄叫びを挙げ……『阿修羅=タチバナ』吹雪に身を委ねながら参上!」
>「死んで花実が咲くものか……「真宮寺佐倉」桜吹雪に包まれて参上!」
>「えっと……その……「大神一姫」です。参上しました」
やっぱりあの集団でしたか…(笑)。しかし。
>『帝國過激団』
名前が猛烈に悪役っぽいのは何故でしょう。
>「秘密です……」
管理人も猛烈に絵美の秘密を知りたいのですが…絵美の謎に関する話も書いてもらえませんか?スパイクさん(爆)。
さて、麻咲に引き続き登場したのは、やはり彼女なのでしょうか?もしそうなら降魔とやらに勝ち目は無いなぁ(謎笑)。
皆さんもスパイクさんにどんどん感想のメールを送って催促しちゃいましょう!!
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