数分前、
「ん……この声は?」
しのぶやひな、帆之香と一緒に歩いていた彩乃は、前の階段から聞こえてくる声に気付いた。
「彩乃?」
「どしたの?」
真横で携帯を弄っていたしのぶは、彼女の不意な動きに首を傾げる。一緒について来ているひなは、ただただキョトンとして眺めていた。
「いや……な〜〜んか屋上から声が聞こえた……気がしたんだけど、空耳かなぁ?」
一方、頭に疑問符を浮かべた彩乃は耳を欹てながら呟いた。
「いえ……2人程いらっしゃる様ですね。私も聞こえます」
その横で同じ様に聞き耳を立ててるのは……帆之香だ。
「お前等、よくわかるな……って、この距離なら多少聞こえるか…………」
しのぶは少し難色を示すが、ここは屋上に近い階段。耳を澄ませば多少聞こえる。
(ふむ……こりゃ確かに聞こえるわ)
(あ、ホントだ。ひなも聞こえるね)
半信半疑で耳を傾けると……確かに誰かの会話する声が上から聞こえてきた。流石に誰の声かまでは判別出来ないが――――
「ちょっと待って……あ、これって礼菜ちゃんじゃない?」
しかし……いち早く、彩乃が声の正体に気付いていた(3人より若干遠くにいたにも関わらず…………)。
恐ろしい地獄耳、何処かのデ〇ルイヤーも真っ青だ。
その時……ふと、彩乃の耳に件の声が入ってきた。
『たっくん、本当にせりかちゃんと付き合っちゃうのかな……礼菜ちゃんとの約束、もう忘れちゃったのかなぁ…………?』
『さぁね……でも、剛とせりかがお互いに望んだ結果なら何も言わない。約束って言っても昔の話だし………………それにさ、人の心なんて時が経てば変わってくものよ…………私や流花ちゃんがいくら幼馴染みでも、これに踏み込むなんて……ね………………』
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(えっ!?剛?……ってまさか、礼菜ちゃんってば恋バナ!?え?え?えぇ〜〜〜〜〜!?)
「ぶっふぉーーーーーーーっ!?!?」
その意味を理解した瞬間……彩乃は物凄い奇声を発していた…………
「あ、彩乃ちゃん……?帆之香とひなと……ついでに勝沼さんまで???」
礼菜が素っ頓狂な顔を覗かせた時、扉の前には縺れ合った4人の闖入者が埃塗れで転がっていた…………(ミント&ミンツは彩乃の下敷きになってました)
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悪夢でも絶望でもない話
外伝 エク女の愉快(?)な日常
U話『十年越しの恋の歌(ラブソング)』中篇
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作・ダゴンさん
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現在 エクセレント学園
「結婚の……」
「約束だと…………?」
礼菜の呟きに、しのぶと彩乃は鸚鵡返しに聞き返す。
「そ、そう。みんなは昔、男の子とそういう約束とかした事って無いかな?」
「うーん……私は無いと思いますけど、礼菜さんはあるのかしら?」
帆之香は、訝し気な口調で首を傾げ、礼菜を見ていた。
「あっ……はいはいは〜〜い、ひな知ってるよ〜〜〜〜♪」
一方、ひなは何か思い当たる節があるのか威勢良く挙手していた。
「和泉(いずみ)ちゃんがお飯事で帆之香お姉ちゃんにしてたもん、ひな覚えてるよーー」
そして、聞いてもないのに勝手にカミングアウトしてしまっていた。
「って、ひなちゃん!?!?」
途端に、帆之香の頭がボン!と沸騰(?)した。
「和泉……って誰だ?そいつ」
羞恥に染まる帆之香をよそに、しのぶはひなに問い掛ける。
「ひなの弟。小学生さんだけど、凄くシャキッとして真面目な子なんだ〜〜」
自分の事ではないのだが、ひなはエッヘンと咳払いをした。
「お前、『お姉ちゃん』だったのか…………」
この場においては関係ない事だが、しのぶは素直に驚嘆してしまう。
「…………ゴホンゴホン、勝沼さん?ひな?」
途端に、礼菜がわざとらしく咳払いした。
「あ、失礼……」
どうやら話が脱線しかけていたらしい。しのぶとひなは、慌てて礼菜達に向き直った。
「それで、『結婚の約束』だったか…………ん〜〜〜〜生憎、私は無いな。直人や木戸とだってした覚えはないし、じぃとなんか論外だ」
先程の話を思い出し、しのぶは溜息混じりに答えた。
(しかし、よくよく考えたら…………確かにそういう思い出は無かったな)
そんな中……どういうわけか、殺伐とした記憶が蘇ってくる。
子供の頃……まだ紳一だった頃ではあるが、当時は色恋沙汰どころか『子供っぽい事』全般に殆ど縁が無かった。
ベッドからはろくに抜けられず、学校にも行けず終い。退屈凌ぎにする事と言えば、父親と同じ様な所業ばかりだった。
今でこそ思い返えば反吐が出そうになるが、かつてはそれを『悪』とさえ感じたりしなかった。それをこうして嫌悪出来るのは、知らないうちに自分自身が変わりつつあるからか…………
とは言え、今は黒歴史を堪能してる場合じゃなかった。
「ボクは……う〜〜〜〜ん、昔は男の子に混じってよく遊んだけど、流石に結婚の約束なんてしてないねぇ」
彩乃は、しのぶの胸中など知らず、苦笑混じりに言っていた。
「……んで礼菜、それがどうしたって?」
一通りの意見が出たところで、しのぶは改めて礼菜に問い掛けてみた。
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その頃……
「あのスカポンタン!何デカデカすっぱ抜かれてんのよ〜〜〜〜!!」
とあるロケ地の休憩所に、礼菜とは違う意味でムシャクシャしてる少女がいた。
記事にすっぱ抜かれている2人組の片割れ……一条 せりかである。
(剛の奴ヘラヘラして!こういう危機感が抜けてるから甘ちゃんなのよ!ホントにもう、礼菜が見たら何て思うか〜〜〜〜〜!)
朗らかな笑顔で写る幼馴染みを睨み、せりかはその記事をグシャッと握り潰した。
ピリリリリ…………
ちょうどその時、携帯電話が鳴り響く。ディスプレイには彼女のよく知っている名前が明滅していた。
『赤石 真生』
剛達『Ragnarok』のマネージャーの名前だ。
「あ、真生さんからだ……」
『やられたわね、せりかちゃん。しっかり掲載されてるわ……これ、完全に私の監督不行き届きね』
流石に多忙極まるアイドルのマネージャーをやってるのか、電話越しに聞こえる声は落ち着き払っていた。
「……あ〜〜、真生さんのせいじゃありませんわ。剛が鈍臭いのがそもそもいけないんですの、ヲホホホ…………」
この人は、せりかも何度となく会っている。家が神社で、巫女と二足の草鞋をこなす新人マネージャーだ。歳が21と近い事もあり、せりかや礼菜とも多少の親交がある。
『……でも、これは少しマズイわ。写真週刊誌ならともかく新聞の朝刊となると知られる人数も半端じゃない。きっとニュースやワイドショー辺りで派手に取り上げられてるわね……ともかくせりかちゃん、貴女は何があっても良いように備えてなさい』
やや真剣さを帯びた口調の後、真生はせりかに念を押す様に促していた。
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その頃、エク女の屋上では……
「昔ね……って言っても小学校に上がったばっかしだったけど……あの子、私の事大好きって言ったんだ。ずっと一緒にいたい、幸せにしていきたいって…………」
礼菜は、少し恥じらう様な表情でそう言っていた。
「剛って昔は凄い引っ込み思案でさ、いつもせりかの後ろでオドオドして泣いて……そんな子だった。だから、よくイジメられてたの。でも、その日……あいつ、真剣に好きって言ってくれたんだ」
そう話す彼女の表情は、まるで恋する乙女の様に独特の色めかしい光が見えた…………
「なるほど……礼菜、お前その剛って奴の事好きなんだろ?今も。なのに、そいつが事もあろうにせりかと一緒にいたせいで、複雑な心情になっている―――ってわけだ。違うか?」
途端に、しのぶがシレッとした顔でそう切り出してしまった。
ピシッ!!
「うなっ!?」
その瞬間――――礼菜、彩乃、帆之香、流花が雷に打たれた様に硬直する。同時に、何処からともなく硬いものがひび割れる様な音がした……気がした。
「うっは〜〜〜、しのぶちゃんってば直球過ぎだよ〜〜〜〜〜そこはもーーちょっとオブラートに包んで言わないと……」
流石に彩乃達も予想外だったらしい。驚きの形相で面食らっている。帆之香に至っては、苦笑いを浮かべてしのぶの肩を叩いていた。
「か、勝沼さんは、もう少しデリカシーというものを学ぶべきですね。あまりストレートな物言いだと後々苦労しますよ、ハイ…………」
そして礼菜はというと――――
「わっ、わたっ!わたひ(私)が!?た、たたたっ剛をしゅきぃ(好き)!?そんな事な……ぁ…………うぅ〜〜〜〜」
いきなり顔が茹で蛸の様に真っ赤になった。しかも呂律が回らない声であたふたして……暫くすると真っ赤な顔のままヘナヘナと膝をついてしまっていた。最早アイドルの威厳云々など微塵も無い。
「……別にいいんじゃないか?」
そんな少女達の耳朶を打ったのは、しのぶが呟いた次の言葉だった。
「いくらアイドルやお嬢様って言っても、結局お前等は年頃のガキだ。今更恋の1つや2つくらいしても罰は当たらんだろうが……最も、それを食い物にする輩は好きになれんがな」
しのぶは、へたり込んだ礼菜に向かって膝を付く。そのまま不意に引っ張って立たせた。
「……よし、決まりだ。その話、私達も一枚噛ませて貰おうか…………礼菜、お前に最高の舞台を用意してやる。お前はその上であの野郎にぶつかって来い!!」
そして、彼女の心臓をポンと叩いた。
「か……勝沼さん…………?」
若干高揚した表情で、しのぶは礼菜から目を逸らさなかった。
だが……
ピンポンパンポ〜〜〜ン
突然聞こえた放送室コールが、そんなしのぶの話を遮ってしまっていた。
『高等部1年、松澤 礼菜さん、至急職員室までお越し下さい。繰り返します、松澤 礼菜さん、職員室の出雲の所までお越し下さい』
「……もぅ、こんな時に呼び出し?KYもいいトコだね〜〜〜〜」
空気を読まない放送に辟易する彩乃だったが、職員室への呼び出しとくれば無下に出来ない(呼び出されたのは礼菜だが)。サッサと行かないと雷が落ちるだろう。
「仕方ないな……お前、早く行った方がいいぞ。続きなら後でメールなり何なりで説明する―――ま、大船に乗ったつもりで構えてろ」
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「それにしても、しのぶちゃんがこういうのが好きだなんて新発見だね〜〜」
教室に戻る途中、彩乃はニヤニヤしながらしのぶに問い掛ける。
「ふ〜〜ん、しのぶちゃんってそんなイメージ無かったなぁ…………」
流花は、普段理知的な同級生の様子を見て素直に感心していた。彩乃や帆之香、ひなに比べると接触する機会が多くない分、今回の発見は新鮮なものらしい。
「べ、別に。私は礼菜をダシに退屈凌ぎをしたかっただけさ―――しかし、そーだな……昔の私なら『下らない』って一笑に付してただろうが…………」
「でも今は、応援せずにはいられない……私も同じですね。こういうのって、理屈じゃどうこう出来ないもの」
しのぶが呟くと、今度は帆之香が嬉しそうに言っていた。
だが……
そんな一行を嘲笑う様に、事態は良くない方向に向かっていった…………
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『一条 せりか&藤堂 剛、美男美女アイドルが休日の逢い引き!?』
携帯のテレビでワイドショーを見ると、そこにはデカデカ書かれた文字が映っていた。真ん中には件の写真もアップで張り付けられている。
「な、何じゃこりゃ…………?」
何故か授業が飛んだ自習時間の後……ニュースを見ようと携帯を操作したしのぶは、映った画面のテロップに唖然としていた。
「おい、帆之香……これってヤバくないか?」
偶(たまたま)近くにいた帆之香に画像を促すと、彼女は真剣な顔で携帯を取り上げた。
「何て事、かなりマズいですね……勝沼さん、今すぐ全員召集して下さい!!!」
苦い顔で画面を見ていた帆之香は……直ちにしのぶに指示を飛ばす。すかさず自分でメールを回すのも忘れない。
「はっ、ハイ!」
いつにも増して鬼気迫る帆之香に圧倒され、しのぶは思わず敬語で返してしまっていた。
.
数分後、
「事態はかなり深刻ね……ここまで大事(おおごと)になるなんて、予想外だわ」
帆之香は、気障ったらしく眼鏡を上げて言った。
「ふえ〜〜、何か話大きくなっちゃってるよ〜〜〜…………」
繰り返し放送されている内容を見て、流花が唸る様に呟く。
「参ったなぁ。こんな時に限って礼菜ちゃんは帰ってこないし、しかも一条さんにはさっぱり繋がらないし(流花の電話を借りた)、ボク達どーしたらいいの〜〜〜?」
ここは学園内では誰も寄り付かない焼却炉前(しのぶが以前、紫音に折檻したいわくつきの場所である)。人気は殆ど無いが、その分作戦会議にはうってつけの場所だ。
今そこに集まってるのは……しのぶ、彩乃、流花、帆之香、ひなの5人だ(礼菜は昼休みに呼び出されて以来、戻っていない)。
「所属事務所が同じだし、しかも両方幼馴染みだからな……あっちも礼菜から聞き出すしか無いんだろう」
この場にいない当事者の事を考えて、しのぶは困った顔で俯いた。
(困ったな、明日まで待ってくれたら圧力かけるなり何なりして記事を差し止められたものを―――マスコミの連中、早過ぎだぞ!)
いくら勝沼グループといえど、既に出回った記事を差し止めするなど不可能だ。
新聞にしろインターネットにしろ、これはもう全国規模で他人に知られてしまった。『人の口には戸が立てられず』の通り、ワイドショーを見た視聴者から更に噂は広まるだろう……それこそ、真偽も定かでない尾鰭がついて…………
(くそっ、どうすれば良い……?)
しかし、いくらしのぶでも焦りが募るばかり。今回ばかりは妙案が浮かんで来ない。
とは言え、放っておけばどんどん事態はこじれていく。悩んでる時間すら惜しかった。
「斯くなる上は、やっぱりせりかちゃんに無実を言って貰うしか無いのかな………?」
彩乃は、ふと思い出した様にそう呟く。
「止めた方がいいでしょうね……平時ならともかく、今それをやってしまったら単なる言い逃れにしか聞こえない。『尾鰭を付けて広めてくれ』って言ってるのと同じです…………」
しかし、帆之香がすかさずバッサリ切って落としていた。
「そうだよね……それに、たっくん演技でもないと嘘吐けないもん。下手したら礼菜ちゃんの事まで暴露しちゃうかも…………」
続いて流花も、苦虫を噛み潰した様な顔で同調していた。
「ねーねー、どうして言っちゃいけないの?礼菜ちゃんと剛くん、仲良しなんでしょ??」
ひなの素っ頓狂な声がしたのは、まさにその時だった。
「ひな……お前聞いてなかったのか?」
しのぶは、あまり状況が飲み込めていないこの同級生に呆れ顔で振り返った。
「いいか?芸能人、特にアイドルのファンって奴は、大抵自分勝手な幻想を抱いてる輩なんだ。無意識のうちに『こんな風に在って欲しい』とか『ずっとこのままでいて欲しい』とか……そいつらにとって、アイドルが特定個人に恋愛する事は、言い換えれば自分の描いた幻想が狂わされるのと同じなんだよ」
目線をひなに合わせて、しのぶは真剣な口調で言った。
「そうだよ。プロデュースする人は、ファンの心理も考えて商業戦略立ててるの……こういう恋愛疑惑はファン離れとか業績の低下にもなりかねないから、暗黙の御法度になってるんだよ〜〜〜」
流花も、そんなしのぶに同調して説明を継ぎ足していた。
「そうじゃないよ。礼菜ちゃんと剛ちゃん、せりかちゃんとお友達っていうのも言っちゃいけないのかな……って思ったの。それもダメなのかな…………?」
しかし、ひなは何故か納得いかないとばかりに膨れて抗議していた。
「友達……か…………」
ブ〜〜〜〜〜、ブ〜〜〜〜〜、ブ〜〜〜〜〜
まさにその時だった。
流花の携帯電話が唐突に震えたのは…………
液晶画面には、『赤石 真生』の文字がチカチカ点滅していた…………
.
「む〜〜〜〜」
せりかは、顰めっ面も顕わに携帯を切った。
「流花ちゃんってば、こんな時に一体何だったの…………?」
電話に着信履歴を見付けたのは先程の事。かけてきたのは、礼菜や剛と同じく付き合いの長い幼馴染み。
すぐさまかけ直したのだが、間が悪く通話中で繋がらず……そのまま現在に至っていた。
「……いけないいけない。ちょっとカリカリしちゃってるわね」
若干苛立っている自分に気付き、傍らの麦茶をグイッと飲み干す。100mlとはいえラッパ呑みは『品位が無い』と御法度になっているが……今は斟酌なんてしていられない。
それでも、麦茶と一緒に鬱憤も飲み下したのか、やや落ち着きを取り戻してはいた。
(真生さんは万全にしてなさいって言ってたけど、私はどうしたら……えぇい、それもこれも剛がグズだからいけないのよ!そりゃ、誘ったのは私の方だけどさ…………いっその事、流花ちゃんも誘っとけば良かったかしら?)
今更考えてもどうにもならない。過ぎた時間に『もしも』は存在しないのだ。
けれども、やはり悩んでしまう。どうしようも無いと解っていながら…………
♪〜〜♪〜〜♪〜〜
着メロが鳴ったのは、まさに悶々としている最中の事だった。
管理人のコメント
ダゴンさんの「悪夢でも絶望でもない話」の外伝作品、「十年越しの恋の歌(ラブソング)」中篇をいただきました。
>「お前、『お姉ちゃん』だったのか…………」
>この場においては関係ない事だが、しのぶは素直に驚嘆してしまう。
なんか、和泉と並ぶとひなの方が妹にしか見えないとか、そういうオチが目に浮かぶようです。
>写真週刊誌ならともかく新聞の朝刊となると
これ前編のときは気付かなかったんですが、普通芸能人の動向が朝刊に載るってないですよね。それだけこの二人が国民的人気のある芸能人なのか……
>途端に、しのぶがシレッとした顔でそう切り出してしまった。
この空気の読まなさ、デリカシーのなさは流石しのぶお嬢様です。
>
「……よし、決まりだ。その話、私達も一枚噛ませて貰おうか…………礼菜、お前に最高の舞台を用意してやる。お前はその上であの野郎にぶつかって来い!!」
しかしフォローも忘れない。まぁ、生みの親として、こういう風に友達と付き合えるしのぶの人間としての成長振りが見えるシーンはうれしいです。
>べ、別に。私は礼菜をダシに退屈凌ぎをしたかっただけさ
はい、今回もツンデレ入りましたー。ありがとうございます。
>「何て事、かなりマズいですね……勝沼さん、今すぐ全員召集して下さい!!!」
実は一番楽しんでるよね? 帆乃香。
>「ねーねー、どうして言っちゃいけないの?礼菜ちゃんと剛くん、仲良しなんでしょ??」
ひなは可愛いなぁ……
さて、最後にかかってきた携帯電話。いったい何が起こる前触れなのか……次回も楽しみにしております。
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